2018.1.20.sat
大学の1年間の学びの成果を発表する「レビュー展」に行ってきた。
日本画はアトリエ内での展示で、自分が1年生から3年生まで使っていたアトリエに入ることができて、かなり懐かしかった。
窓からの風景とか、ここで描いてたなぁとか、この場所はあの子が居たな…とかいろいろ思い出した。
洋画コースの展示も見に行った。
ここもアトリエで展示していて、1人1箇所、1畳〜2畳分くらいの制作する場所があって、そこに作品が置いてある感じだった。
まだ途中だったり、エスキースが貼ってあったり、構想を練っているであろうものとか、油絵の具がついてるパレットとか、その人が好きな作家の展示のチラシとか画集とかが置いてあって(というか散乱してて 笑)
その人の好みとか、どんな風に制作しているのかとかがよく分かった。誰かのアトリエをこっそり覗いているような感覚で楽しかった。
そして改めて大学という環境がどんなにありがたかったかということをしみじみと感じた。 大きい絵も余裕で描ける。あとなによりも、学生は制作できる時間があるということ。
社会人になって毎日描く時間が減った。ひどい時には1色塗って終わりの時もある。
描ける時間が少ないと少し不安になる。ちゃんと絵と向き合えてるのかな、と。若い学生の絵を見ると必死に考えて、絵にしようとして、何度も絵の具を重ねてもがいて描いてる作品もあって、熱量を感じる。私の今は、描いてるけど、描いてないのかもしれないと思った。
制作する時間が長ければいいってものではないけど……。
大学は初心に戻れる場所。
- 2018.01.21 Sunday
- にほんが
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- by emi